

ブログ初心者の人なら尚更、WordPressブログを始める前から頭がパンクしてしまっていると思います。
しかし、WordPressでブログを始めるのはとても簡単で、ブログを触るのが初めての人でもこの記事通りにすれば大丈夫です。

初心者がWordPress(ワードプレス)ブログを始める前に考えておくべき全体像
WordPressブログを始めるためにWordPressを準備するのは当たり前ですが、無料ブログで知らず知らずのうちに用意されていた「サーバー」と「ドメイン」の契約を自分でする必要があります。
- 独自ドメインを取得(契約)
- サーバー契約
- 契約サーバーにドメインを設置・設定
- サーバーにWordPressをインストール
- SSLを設定(暗号化)
- ブログを始める
サーバー契約とは、レンタルサーバーから「土地を借りる」こと。ドメイン契約とは、借りた土地に「住所を決める」こと。WordPressインストールとは、借りた土地に「家を建てる」こと。この3つが最低条件です。

しかし、WordPressブログを始める契約と言っても書類を提出するようなこともなく、パソコンやスマホ1台だけあれば、簡単に出来ます。

WordPressブログを開設すればブログを収益化できる

WordPressブログが開設できると自分の好きな記事を書いていきますが、ブログ記事が家の内装や家具など細かな家のデザインと言えます。
「家への訪問者=ブログへの訪問者」にブログ記事を読んでもらい「この記事良いね~」と思ってもらうだけであれば趣味ブログです。
しかし、ブログ訪問者がキレイな家のデザインの「記事」を気に入って、欲しい商品やサービスを利用したいと思えばブログを収益化にすることができます。
ブログの始め方手順1.レンタルサーバーを契約する流れ
現実では土地と住所をセットで購入しますが、ブログを始めるには土地を借りる「サーバー契約」を初めに行います。
レンタルサーバー会社は数多くあり迷ってしまいますが、初心者が初めに選ぶのであれば「エックスサーバー」一択で大丈夫です。
私が利用してきたサーバーは「wadax」「さくらインターネット」から「エックスサーバー」メインになりました。
エックスサーバーと契約する細かい流れは下記の通りになります。
- 新規申込開始
- お客様情報を入力
- サーバーID・プラン選択
- SMS認証コード発行・入力
- 申込完了
- アカウント開設完了メールが届く
- 支払方法選択・決済
- サーバー契約完了

私がエックスサーバー選んだおすすめする理由

運営サイト上どうしても利用したいプログラムだったので、安定性の高いエックスサーバーに移行しました。
同じサービスをそのまま利用していますが、サイトが落ちるようなことも、サーバー移行してからは一度もありません。
- サーバーの安定性・高速化
- 無料独自SSLが利用できる
- WordPress簡単インストール標準装備
- 設定に困ればググするとすぐに解決策が見つかる
今はサイトの高速性が重要な要素にもなっているので、初心者の方も迷わずエックスサーバーがオススメになります。
別に高いプランを選ばなくても、サーバーは非常に安定しているので、最も安い「X10プラン」の1,000円を契約すれば大丈夫です。
STEP1サーバー申込完了(サーバーアカウント設定)までの流れ【エックスサーバー編】
まず、レンタルサーバーの申込完了させてアカウント開設まで進めます。
エックスサーバーでは10日間の試用期間があるので、支払い手続きを完了しなくてもブログ公開は可能です。
では、レンタルサーバー「エックスサーバー(Xserver)」の申込完了までの流れを紹介します。
\ 10日間無料お試し期間あり /
- STEP1エックスサーバー公式サイトに行く
エックスサーバー公式サイトのトップ画面 エックスサーバー公式サイト全体の上部中央にある「お申し込みはこちら」のボタンをクリックすると、申込フォーム画面へ移行します。
エックスサーバーの申込フォームの最初には、新規申込とすでにアカウント開設済みの方の申込を選択します。
初めて申込するので、左側の「10日間お試し 新規お申し込み」の方を選択します。
右側にある「クイックスタート」にはお試し期間が無く、1回の申込画面で一気にブログ開設をスタートさせるので、まずは気軽に始める左側の「サーバーお申し込み」を選択してください。
- STEP2申込フォームに入力
申込フォーム最上部には「サーバーID」「プラン選択」を行います。
サーバーIDは自動的に英字2文字・数字6文字が割り当てられますが「半角英数小文字3文字~12文字」で好きなIDを決めることが可能です。
エックスサーバーのプランは、個人レベルであれば「X10プラン」を選択していれば十分で不便なく利用できます。
「高いプランの方が高性能なのでは?」と思うかもしれませんが、プランで性能の違いは無いのでX10プランを選びましょう。
サーバーIDは何が良いの?サーバーIDは、初期ドメインとして割り当てられるIDなので「○○○(サーバーID).xsrv.jp」のドメインが初めから利用可能になります。
しかし、初期ドメインは独自ドメインではなく、そのまま利用するのはおすすめしません。
ですので、好きなサーバーIDを登録しても良いですが、サーバーパネルやFTPアカウントに後々使用することになるので「取得予定の独自ドメインに近い」「屋号」「名前」などの分かりやすいIDを登録するのがおすすめです。次に入力するのが次の通りで「申込者情報」の項目になります。
入力項目の内容- メールアドレス(キャリアメールやフリーメール「Gmailなど」でOK)
- 登録区分(ほとんどが個人の選択だ大丈夫なはず)
- 名前・フリガナ
- 郵便番号
- 住所(郵便番号入力で地区名まで勝手に入力される)
- 電話番号
間違わないように入力しましょう。
「利用規約と個人情報に関する公表事項」の内容を読んで問題が無ければ、同意するにチェックして、最下部にある「お申込み内容の確認へ進む」のボタンをクリックします。
最終的に「お申込み内容確認画面」になり、間違いが一切無いのか確認して、最下部のボタンをクリックして次のステップへ進みます。
- STEP3SMS・電話認証で認証コードは発行する
「取得する電話番号を入力する」には、申込フォームで登録した番号があらかじめ入力されます。
もし、固定電話番号を登録していれば、2番の「取得方法を選択」では「自動音声通話で取得」を選択します。
スマホなど携帯電話番号を登録していれば、取得方法は「テキストメッセージで取得(SMS)」の方がわざわざ聞く必要もなく、ショートメッセージで届くので簡単です。
最後に「認証コードを取得する」のボタンをクリックします。
携帯電話番号宛てに5桁の認証コードが書かれたSMSで届きます。
先ほど届いた5桁の認証コードをコピペして入力します。手打ちであればコードに間違いが無いか確認して「認証して申し込みを完了する」をクリックすれば良いです。
- FINAL STEP申込完了・アカウント開設完了メール
これでエックスサーバーの申し込みは完了します。
申込完了すれば、あなた専用のサーバーアカウントが自動的に開設され、重要なお知らせがメールで届きます。
メールが届くと試用期間の10日間がスタートします。
メール内容は重要なことばかり書かれていますが、最も重要で今後利用していくのがログイン情報です。
メールの2番目に書かれているログイン情報の内容は次の通りです。
【重要】Xserverアカウントのログイン情報- XserverアカウントID
- メールアドレス
- Xserverアカウントパスワード
- ログインURL
サーバーパネル専用のログイン情報- サーバーID
- サーバーパスワード
- サーバーパネルのURL
ログイン情報で重要なのは「Xserverアカウントのログイン情報」で、次にも解説する支払方法の選択や決済するために、絶対に必要になる内容です。
特に重要なのが「XserverアカウントID」「Xserverアカウントパスワード」の2つ。
絶対に無くさないように書き留めておくか、メールを保存しておきましょう。
サーバーパネルへのログイン情報も重要ですが、Xserverアカウントからサーバーパネルへ入ることが可能で、その時にサーバーIDは必要ありません。
サーバー申込(サーバーアカウント設定)はこれで完了します。
次は支払い手続きになりますが、サーバー本契約完了まで2/3は終わっているので、あと少しです。
STEP2サーバー本契約するための支払手続きの流れ
ここまででサーバーアカウント開設と無料試用期間が利用できるので、後々解説する「ドメインの紐付け」「WordPressインストール」も出来ます。
しかし、すべての設定を完了させたのにも関わらず、エックスサーバー本契約の支払い手続きを済ませておかないと、試用期間が過ぎれば設定全てが消去されてしまいます。
試用期間中いつでも良いので、忘れないうちに支払い手続きを済ませておきましょう。
支払方法の選択や決済については次の手順で進めていきます。
- STEP1エックスサーバー公式サイトへ・Xserverアカウントログイン
サーバー申込時と同様に、エックスサーバー公式サイトトップ画面に行きます。
PC表示右端にある「ログイン」にカーソルを合わせて「Xserverアカウント(旧インフォパネル)」をクリックして次の画面に切り替えます。
申込完了後に送られてきたメール(アカウント設定完了メール)にある「Xserverアカウントのログイン情報」を各項目に入力して、Xserverアカウントのトップページにログインします。
良くある間違い同じメールにあるサーバーパネルログイン情報「サーバーID」と「サーバーパスワード」は、サーバーパネル専用なので、Xserverアカウントのログインには使えません。
XserverアカウントトップページからサーバーパネルへIDとパスワードなしで行くことも出来るので、管理人は一度も利用したことはないです。 - FINAL STEP支払方法の選択・本契約完了
Xserverアカウントページ左側にある「料金のお支払い/請求書発行」をクリックすると、次の画面へ移行します。
ページ下部には契約情報に「試用」と記載されており、ここでは「2020年5月5日」までが試用期間なので、5日までに支払手続きを完了させます。
一度に更新する期間を選択しますが「3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月」の5つの期間から選びます。
初めに支払う更新費用は「初期費用3,000円+利用料金1,200円(1ヶ月あたり)」です。6ヶ月以上の更新期間を選択すれば利用料金が割り引かれます。
更新期間最長の36ヶ月を選択すると、3ヶ月更新よりもかなりお得になります。
支払できる金額の更新期間を選べば大丈夫です。
エックスサーバーと本契約するための支払い方法には、次の4通りあります。
支払方法- クレジットカードおすすめ
- 銀行振込
- コンビニエンスストア
- ペイジー決済
支払方法でおすすめなのが「クレジットカード決済」で、自動更新の設定ができるのがクレジットカードだけだからです。
他の決済方法では、更新のたびに支払い手続きを行わなければ、サーバー機能が停止してしまいます。
個人事業主など事業用クレジットカードを利用していれば、利用しているクレジットカード情報を入力しましょう。
自動更新設定はまずはチェックした方が良いです。ですが、3ヶ月ごとの更新期間になります。
クレジットカード決済であれば、1ヶ月ごとの自動更新設定も利用可能なので、後から変更しても良いです。
最下部の「カードでのお支払い(確認)」ボタンをクリックしてください。
間違いが無ければ「カードでのお支払い(確定)」をクリックすれば、サーバーの本契約が完了します。

ブログの始め方2.独自ドメインを取得する流れ

エックスサーバーの初期ドメイン「○○○.xsrv.jp」でも、WordPressをインストールしてブログを始められますが、今後のブルグ運営にはおすすめしません。
特にアフィリエイトする上では、サーバーから提供される初期ドメイン(サブドメイン)ではデメリットになる場合が多いです。
初期ドメインは住所が同じマンションを借りて部屋番号が違うだけなので、独自ドメインを取得して唯一無二の一戸建ての方がメリットが多いです。
当サイトのドメイン「cyan-blog.com」は独自ドメインだからアドセンス審査に申し込むことができました。
あと、違うサーバーに乗り換える場合でも、同じ独自ドメイン「cyan-blog.com」を使い続けることができるので、サイト評価を下げる心配もありません。
独自ドメインを取得する方法は「契約したサーバー会社から取得する」か「ドメイン業者で取得する」2通りあります。
サーバーとドメインを一元化で取得すると管理も簡単ですが、「少しドメイン費用が高い」「取得できるドメイン数が少ない」というケースがあります。
私がよく利用しているドメイン業者は「お名前.com」「バリュードメイン」の2つです。
どちらも費用は抑えめで取得できるドメイン数が豊富ですので、変わったドメインで印象付けしたいと思う時は、選んでも迷うことはありません。
ここでは、バリュードメインで独自ドメインを取得する流れを次のように解説します。
- 取得したいドメインを検索
- 独自ドメイン購入
- SMS認証
STEP1.取得したい独自ドメインを検索する

とは言っても、どこの業者でも独自ドメインを取る流れに違いは差ほどありません。
実際に「cyan-blog」でドメイン検索して、どのような空きドメインがあるのかバリュードメインで検索した画像が次になります。
バリュードメインのトップページには、自分の欲しいドメインを検索してから購入することが出来ます。
「ちゃんブロ工房」で利用している「cyan-blog」でドメインの検索をしてみると、ほとんどのドメイン名が購入することが可能です。
変わった名前のドメイン名は被ることはほとんど無いので、購入する時に迷うことはありません。

「blog」「smartphone」など一般名称のドメインは、ほとんどのドメインが取得済みのことが大半ですので、購入することが難しく早い者勝ちです。
独自ドメインを取る時は、簡単過ぎないけど、誰でも覚えやすいドメインがオススメです。
- .com
- .net
- .org
- .jp
上の4つが一般的に取得されているドメインの種類です。
私が取得した「.xyz」や「.work」「.love」など一見ドメイン料金が安いですが、1年更新時のときには「.com」より高額な更新料になります。
「.com」が最も一般的で安価なドメインなので、こだわりが無ければ「.com」を選択すれば良いです。私が運営しているサイトは、すべて「.com」のドメインになっています。
私はすでにユーザー登録を終わっていますが、初めてドメインを購入される人は、右下の新規ユーザー登録から進めてください。
ユーザー名は他の人と同じになると登録できません。あと、パスワードは「大文字」「小文字」「数字」を混ぜないと認証されませんので注意してください。
ユーザー登録は簡単で、1分程度てすぐに完了することが出来ます。今後、ログインするためのパスワードなどを決めるので、覚えやすくバレにくいものにしてください。
ユーザー作成は、ドメインを選ぶ前でも登録可能です。ユーザー登録を済ませてから、じっくりドメインを考えても大丈夫です。
STEP2.独自ドメインを購入する
気に入った独自ドメインを実際に購入していく手順になります。手順通り進めていけば迷わずに購入できます。
- STEP1支払手続き(クレジットカード決済)
ドメインを購入するために支払い情報を入力しますが、まずは次の4つを選択します。
お支払い情報入力項目- 登録年数
- whois情報の公開代行の有無
- お支払い方法
- ドメインの自動更新設定
長く付き合っていく独自ドメインですが、登録期間(更新期間)は1年を選択すれば大丈夫です。
長い登録期間を選択しても料金が割り引かれることはありません。逆に1年あたりの料金が高くなる場合もあります。
WHOIS(名義)情報の公開代行は「公開代行する」を選択してください。
WHOIS情報の公開代行とは?WHOIS情報には「氏名」「住所」「メールアドレス」「電話番号」の個人情報やドメインの有効期限・取得日など、多岐に渡る情報が記載されます。
公開代行しない場合、そのままの登録情報がネット上に公開されます。
公開代行するを選択すれば、ドメイン取得した業者の情報に書き換えて公開されるので、個人を特定されることがないので安心です。ドメインの自動更新設定も忘れずにチェックしておいてください。せっかくの独自ドメインを失効してしまうかもしれないので。
最下部の「決済専用サイトへ」をクリックします。
クレジットカード情報を入力していきます。
クレジットカード情報の認証が終われば、自動更新で利用できるクレジットカードが登録されいます。
- STEP2ドメイン購入者のユーザー情報登録
ドメイン購入に必要なユーザー情報入力の項目は多くありますが、次の4つの情報だけなのであまり多くありません。
ユーザー情報- 氏名
- 契約種別(法人・個人)
- 住所
- 電話番号
しかも自動入力される項目がほとんどで、契約種別で個人を選択すれば役職に「パーソナル(パpersonal)」と入り、郵便番号を入力すれば番地以外の住所も入ります。
入力に間違いが無ければ登録完了となり、独自ドメインが取得できました。
- FINAL STEPSMS認証とドメイン情報認証を行う
ユーザー登録は最初に完了していますが、登録したメールアドレスが正確であると判断するために、認証作業を行う必要があります。
送られてきたメール内のログインURLをクリックして「ユーザー名」と「パスワード」でログインします。
あと、確認パスをコピペして入力します。
確認パスが完了すればメールアドレス認証は終了です。
次に行う作業は、2019年4月1日から必要になった本人確認の認証です。
SMS(ショートメッセージシステム)が利用できる携帯電話番号を入力して「続ける」をタップします。
携帯に送られてきた6桁の認証コードをメモしましょう。
6桁の認証コードが正しければ、本人確認は終了します。
最後に「ドメイン情報認証」が必要ですが簡単です。
バリュードメインから「ドメイン情報認証のお願い」というメールが送られてきます。
赤枠で囲ったURLにアクセスするだけドメイン情報認証は完了です。

ブログの始め方手順3.サーバーと独自ドメインの紐付け設定する
ここまでに契約したレンタルサーバーと独自ドメインはバラバラの状態なので、そのままではWordPressをインストールしてブログを始めることはできません。
ここでは、下記の2つの設定でレンタルサーバーと独自ドメインの紐付け設定を行います。
- エックスサーバーに独自ドメインを追加する
- 独自ドメインのネームサーバーをエックスサーバーのネームサーバーに変更する
連携させる紐付け設定は、どちらからでも始めても失敗はしませんので、ゆっくり進めていきましょう。
STEP1.エックスサーバーに独自ドメインを追加(設定)する
まず、契約したレンタルサーバーの「エックスサーバー」に、取得した独自ドメインを追加します。ここではちゃんブロ工房の独自ドメイン「cyan-blog.com」を利用して説明します。

- STEP1サーバーパネルにログインする
エックスサーバーにドメインを追加するには、サーバーパネルにログインする必要があります。サーバーIDは、Xserverアカウントと同じメール内に記載されています。
「サーバーID」と「サーバーパスワード」をエックスサーバーのログイン画面に入力してログインします。
Xserverアカウントでもサーバーパネルにログインできる!支払手続きを行う際にログインした「Xserverアカウント」内にある「サーバー管理」ボタンがあります。
このサーバー管理ボタンをクリックすると、サーバーIDを入力しなくてもサーバーパネルにログインできます。
わざわざサーバパネル専用のIDとパスワードを覚えなくても、XserverアカウントのIDとパスワードさえあれば、他のページへのログインも簡単です。 - STEP2ドメインを追加する
サーバーパネルにログインすると、右上にある「ドメイン設定」をクリックしドメイン追加を行います。
まず、ドメイン設定追加タブをクリックして、ドメイン名を入力できるようにします。ここでは、取得した独自ドメイン「○○○.com」などを入力してください。
チャックのままとした「無料独自SSLを利用する」「高速化・アクセス数拡張機能(Xアクセラレータ)を有効にする」は重要なので、そのままの状態にしておきましょう。
確認画面へ進むをクリックします。
ドメイン設定追加の確認画面では「ネームサーバーの設定」が指定できていないと表示されますが大丈夫です。
ネームサーバーの設定はドメイン業者側で利用するので、メモをしておきましょう。間違いが無ければ「追加する」をクリックします。
ドメイン設定の追加が完了しますが、赤枠で囲った「無料独自SSLの設定に失敗しました」は、初めに必ず出るので大丈夫です。
後で独自SSLの設定を行うので安心してください。
ここまででサーバー側でドメインを追加する作業は終了です。
STEP2.独自ドメインのネームサーバーを変更する
前の設定によって、エックスサーバーはドメイン追加でドメインの存在を知りましたが、ドメインはサーバーがどこにあるのか気づいていない状態です。
ですので、ドメインのネームサーバーをエックスサーバーのネームサーバーに変更します。
私はバリュードメインで独自ドメインを取ったので、バリュードメインにログインします。「ネームサーバーの変更」ボタンがあるのでクリックします。
上の画像が、エックスサーバーで指定されている「ネームサーバー」を入力した画面になります。初めは違った英数字の羅列です。
- ns1.xserver.jp
- ns2.xserver.jp
- ns3.xserver.jp
- ns4.xserver.jp
- ns5.xserver.jp
エックスサーバーでは5つのネームサーバーが指定されているので、1〜5の上から順番にコピペしていきます。間違わなければ簡単です。
ネームサーバーの設定は完了ですが、反映されるまでの時間がかかることがあります。
早ければ数時間で反映されますが、1日以上かかることも稀にあるので、ネームサーバーが間違ったと焦らないで待つようにしましょう。
ブログの始め方手順4.WordPress(ワードプレス)をサーバーにインストールする

今は、一発でWordPressをインストールできる「WordPress簡単インストール」の機能があるので利用しましょう。
- STEP1WordPress簡単インストールをクリック
ドメイン設定追加でも利用したサーバーパネルにログインします。
ページ左にある「設定対象ドメイン」がWordPressをインストールしたいドメインになっているのか確認してください。
間違いが無ければ、ページ最下部にある「WordPress簡単インストール」をクリックします。
- STEP2ブログの情報を入力する
まず「WordPressインストール」タグをクリックして、WordPressをサーバーにインストールための情報を入力します。入力する情報は以下の通りです。
画像の②で入力する内容 項目 入力内容 サイトURL あらかじめ対象ドメインを設定しているはずなので、自動的に独自ドメインが入力されます。そのままでOKです。 ブログ名 運営してくブログの名前を入力します。WordPressの中でもブログ名は変更できるので、適当なブログ名で大丈夫です。 ユーザー名 WordPressにログインする時に利用するユーザー名です。半角255文字以内の覚えやすい英数字を入力しましょう。 パスワード WordPressにログインする時に利用するパスワードです。7文字以上16文字以内の半角英数字で自由に入力できます。しかし、覚えやすいパスワードはセキュリティー面で脆弱なので避けて入力してください。 メールアドレス いつでも受け取れる自分のメールアドレスを入力します。ログインIDとしても利用できます。 ③のキャッシュ自動削除は「ONにする」とデータベースは「自動でデータベースを生成する」のままで良いです。
入力が終われば、右下の「確認画面に進む」をクリックします。
先ほど入力した項目が設定され、MySQLデータベースのデータベース名・ユーザー名・パスワードも生成されています。
間違いはないはずなので「インストールする」をクリックして進めましょう。
WordPressインストール完了まで十数秒の時間がかかるので、焦らなくても大丈夫です。
「管理画面URL(http://インストール先ドメイン/wp-admin/)」から毎回ログインすることになるので、URLは後でブックマークしているのがおすすめです。
ユーザー名とパスワードはメモしておきましょう。
- FINAL STEPWordPressにログインする
「管理画面URL」をクリックすると、WordPressログイン画面に移行します。しつこく出てきた「ユーザー名」と「パスワード」を入力しログインをクリックすれば、次のWordPress管理画面に移行します。
これで最低限のブログ運営ができる状態になりました。あとは好きなようにブログを書いたり、カスタマイズしてくことができます。
「無効なURLです」と表示されたけど?「管理画面URL」をくりっくしたのに、パソコン画面に「無効なURLです」と表示される場合がよくあります。
初めてWordPressを触った人なら焦ってしまいそうですが、焦らなくても大丈夫です。
サーバー側の設定が即座に行われることもあれば、反映に2時間~3時間かかる場合もあるので気長に待ちましょう。
これで「レンタルサーバーの契約」「独自ドメインの取得」「WordPressインストール」のすべてが完了しました。
WordPressブログがどのようにブラウザに表示されるのかは、次の動画を参考にしてください。
WordPress管理画面上部の「ブログ名」にカーソルを合わせると「サイトを表示」のタブが出てきて、クリックするとブログに画面が切り替わります。
ブログが表示されている画面から再度「ブログ名」にカーソルを合わせ、タブ内の「ダッシュボード」をクリックすると管理画面に戻れます。
絶対やっておくべき!WordPressブログに独自SSL「https://」設定
SSLを知らない人でも、ネットを利用しているすべての人がSSLを知らない内に利用しています。
SSLとは、パソコンやスマホなどとサーバー間で送受信しているデータを「暗号化」する方法です。
データの暗号化によって、氏名や住所など個人情報、クレジットカード情報やログインID、パスワードなどの情報を、第三者に傍受されないようにしています。
「個人情報を扱わないブログ運営だからいいや」と思うかもしれませんが、一目で独自SSLが設定されているのが分かるようになっています。


ブログ訪問者の安心感は違うので、独自SSLの意味が分からなくてもSSL設定は必ず行いましょう。SSL設定はとても簡単で作業自体は1分程度で終わります。
SSL設定の大きな流れは、次の3つに分けられます。
- ①レンタルサーバー側で独自SSL設定を行う
- ②WordPressで独自SSL設定を行う
- ③「.htaccess編集」で独自SSL設定を行う
エックスサーバーで独自SSL設定を行う
では、エックスサーバーのサーバーパネルにログインして、SSL設定を行っていきましょう。
- STEP1SSL設定する対象ドメインを選択
ドメイン追加でもログインしたサーバーパネルに再度ログインします。
右上にある「SSL設定」をクリックして先へ進みます。
SSL設定を行う対象ドメインを選びますが、初めてブログ運営される人は「初期ドメイン」と「追加した独自ドメイン」の2つから選びます。
- STEP2SSL設定を追加する
「独自SSL設定追加」タブをクリックすると、上の画像のように対象ドメインとサイトURLが表示されます。
個人のブログであれば「CSR情報を入力する」にはチェックは必要ありません。
すべて自動で入力されるのでURLなど間違いが発生することはありませんが、確認を行い「確認画面へ進む」をクリックします。
「追加する」をクリックしましょう。
SSLの申請中になり、約1分ほど待ちますので焦らなくても大丈夫です。自動的に次の画面に切り替わります。
無事に独自SSL設定が完了しましたので「戻る」をクリックします。
- FINAL STEPSSL設定の反映待ち
SSL設定の追加が完了しても、すぐにSSLが反映されません。サイトURL横に「反映待ち」とある間は次の作業はできませんので待ちましょう。
ある程度待ってページ更新をすると「反映待ち」の表示が消えればOKです。長ければ1時間ほど待つのでゆっくりと作業しましょう。
エックスサーバー側のSSL設定は完了です。
何かややこしい設定や入力をする必要はなく、クリックするだけで終わるので簡単です。
WordPressで独自SSL設定を行う
SSL用アドレスをクリックしても、まだ「無効なURLです」と表示されますが、まだWordPress側でSSL設定が出来ていないからです。
WordPressのSSL設定はとても簡単で、URLに「s(小文字のエス)」を付けるだけです。では、始めましょう。
では、WordPress管理画面左下にある「設定 > 一般」でSSL設定画面に行きます。
一般設定に進むと、次の2つの項目があり変更を行います。
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)


「http」の後ろに「s」を付けます。
sを付ける場所など間違って変更保存してしまうと、アクセスできない状態になるので、慎重に確認してから「変更を保存」をクリックします。
変更保存すると勝手に管理画面からログアウトしますので焦らないでください。
SSL設定変更前と同じWordPressのユーザーIDとパスワードでログインします。
URLには「鍵マーク」が付いて、アドレスも暗号化通信「https://~」に切り替わっているので完了です。
.htaccessファイルに「https://」へリダイレクトする常時SSLの設定をする
サーバー側とWordPressの独自SSL設定が完了したので「https://~」から始まるWordPress管理画面やブログにアクセス可能になりました。
しかし、このままでは「http://~」で始まる暗号化されてないブログにもアクセス可能なのです。


せっかくブログをSSL化したのに、SSL化されていないブログに訪問者がくるのは残念です。さらに、同じ内容のページなのにURLが違えば、googleは違うページと判断し重複コンテンツとなります。
- http://cyan-blog.com/
- https://cyan-blog.com/
どちらのページにアクセス出来る状態にしていると、googleが重複コンテンツと判断される可能性が非常に高いので、サイトの評価を著しく下げてしまう可能性があります。
URLをhttps://に統一するために「.htaccess」を編集して、http://からhttps://へリダイレクトする設定を行えば解決します。
エックスサーバーで簡単に.htaccess編集が可能なので、まずはサーバーパネルにログインしましょう。
サーバーパネルの中段あたりにある「.htacccess編集」をクリックして、https://のURLにリダイレクト設定を行えるようにします。
.htaccess編集を行う対象ドメインを選びましょう。すでにサーバーパネルで対象ドメインを選択していれば表示されません。
赤枠で囲った「.htaccess編集タブ」をクリックすれば編集画面に移行します。
上級者向けの機能ですと書かれていますが、コピペすれば間違える作業ではありませんので、焦らずに行っていきましょう。
.htaccessファイルにあらかじめ書かれているコードが表示されますが、絶対に消さないでください。
「表示されているコードが少し違う」と思う人もいますが、WordPressのバージョンなどでコードが多少違います。
これから.htaccessファイルを変更しますが、あらかじめ表示されているすべてのコードをコピーしてメモ帳などに保存しておきましょう。
もしコードの一部やすべて消してしまうと、WordPressが機能しなくなってしまいます。
初めに書いてあったコードの上に、https://のURLにリダイレクトするコードを画像のように追記します。追記するコードは下記になります。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>
追記するコードの意味は知らなくても良いですが「https://がoffの場合、https://にリライトしてください」というルールです。
追記が完了すれば「確認画面に進む」をクリックします。
間違いはありませんので、「.htaccess編集」を実行してください。
.htaccessファイルの編集が完了しましたが、本当にリダイレクト出来ているのか次の動画を参考にしてください。
一瞬の動画ですが「http://cyan-blog.xyz/」のURLを入力してenterキーを押すと、https://cyan-blog.xyz/のSSL設定できたURLにリダイレクト出来ています。
損はない!WordPressブログの初期設定
独自SSL設定は絶対やっておくべき設定でしたが、ここではWordPressブログを運営していく上で「設定しておいて損はない」機能を解説します。
- WordPressテーマ(デザイン)を変更する
- パーマリンクの設定
- プラグインの追加
- Googleアナリティクスの設定
- サーチコンソールの設定
- ASPへの登録
すべて設定するのがおすすめですが、番号が下に行くほどブログの「アクセスアップ」「収益化」には絶対に必要になる設定です。
WordPressテーマ(デザイン)の変更する
WordPressは、初めから「Twenty Twenty」と他2つのWordPressテーマが無料でインストールされています。(WordPressのバージョン5.4の時点)
WordPressテーマは、ブログデザインや機能がそれぞれテーマによって違い、知識が無くてもインストールするだけで個性豊かなブログに変身できます。
WordPressテーマには有料テーマと無料テーマがあり、当ブログは有料テーマで有名な「賢威」を利用しています。
他に有料テーマで有名なのが、下記のWordPressテーマがあります。
WordPressテーマ | 価格 |
---|---|
賢威(ケンイ) | 24,800円(税抜) |
JIN(ジン) | 14,800円(税込) |
SANGO(サンゴ) | 10,000円(税抜) |
STORK19(ストーク19) | 11,000円(税込) |
AFFINGER5(アフィンガー5) | 14,800円(税込) |
THE THOR(ザ・トール) | 14,800円(税抜) |
有料テーマは「吹き出し機能」「オシャレなボックスやリスト」など機能が一通り揃っています。
有料テーマがどうしても高いと感じる人は、有料級といえる無料テーマ「Cocoon(コクーン)」がおすすめです。
WordPressブログの個性を出すには、テーマ変更は必須といえる設定なので初期テーマからどれか気に入ったテーマに変更しておきましょう。
パーマリンクを設定する
WordPressを初めて利用する人なら「パーマリンクって何?」と感じるかもしれませんが、パーマリンクとは「記事一つひとつのURL」です。
例えば、記事を書いて公開したときにできるURL「https://cyan-blog.com/test/」のように、WordPressでは赤文字の部分のパーマリンクが自動的に生成されます。
パーマリンク設定を変更しなくても問題ありませんが、ブログ運営途中でパーマリンク設定の変更をすると「SEOにとって悪い」「ブログ全体の修正が必要」など面倒なことになります。
初めにパーマリンク設定を行うのが良く、なるべくシンプルなURLになる方がSEOやブログ訪問者にとって良い影響があります。
では、パーマリンク設定を行う作業を画像と動画で解説します。
パーマリンク設定を行う場所は「設定 > パーマリンク設定」をクリックすると進みます。
初めのパーマリンク設定は「日付と投稿名」になっていて、カスタム構造も同じ配列で構成された「/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/」が記述されています。

あらかじめ用意されているパーマリンク設定を選択すると、カスタム構造が変更されているのが分かりましたか?
用意されているパーマリンク設定以外に追加したい場合は、カスタム構造を選択し下のボタンをクリックすれば追加できます。
パーマリンク設定でおすすめはシンプルなURLなので「投稿名」が最も良いです。
数字ベース「%post_id%」も良いですが、数字の羅列になり何のブログ記事なのか分かりにくいので、私はおすすめしません。
あと、カテゴリーを示す「%category%」をパーマリンクに入れるのも良いですが、もし後から記事のカテゴリーを変更した場合、URL自体が変わり面倒なのでおすすめしません。
パーマリンク設定が決まれば「変更を保存」をクリックすると完了です。あとは、記事を公開する時に好きなパーマリンクを変更するだけです。
では実際に、記事公開する時のパーマリンクの変更手順の動画を見てみましょう。
記事のタイトル「テスト」がパーマリンクになるので、右側にあるパーマリンク「URLスラッグ」で変更可能になっています。
パーマリンクは日本語ではなく、英語やローマ字で設定するのが原則です。
「日本語の方が日本人には分かりやすいのでは?」と考えがちですが、見た目は日本語でもHTMLでリンクを送る場合に、長い記号の羅列になってしまうのでおすすめできません。
パーマリンクを変更したいのに「右側にパーマリンクの項目が無い」場合があります。
動画のように、一度「下書き保存」をすることでパーマリンク項目が出てきますよ。
プラグインを追加する
WordPressの有料テーマを導入すれば、プラグインを追加しなくても不自由ではありません。
ですが、プラグインを追加すれば、より記事を書きやすくなったり、ブログ訪問者が見やすいブログになったり、機能を拡張することができます。
スマホにアプリを追加して、自分に使いやすいスマホにするような感じです。
グーグルアナリティクスの設定をする
「グーグルアナリティクスってなんぞや?」と思ってしまう初心者も多いはずですが、簡単に説明すると「どれだけブログやサイトに訪問者が来たのか分かるツール」です。
もっと詳しく分かる内容には色々あります。
- リアルタイムにブログを読んでいる人の人数
- 1日、1週間、1ヶ月などの期間の訪問者数
- 平均のブログ滞在時間
- 記事が読まれているルート
- どの記事で離脱したのか
挙げればキリがないですが、生きた情報が数値によって分かるようになります。
グーグルアナリティクスの詳しい設定は、別記事で解説します。
サーチコンソールの設定をする
「サチコ」とよく言われるツールで、記事の修正などに本当に役に立つツールです。
アナリティクスでは分からない情報が手に取るように分かります。
- この記事はどんな検索ワードで流入してきたか
- 記事の平均検索順位
- クリック率
- インデックスの有無
検索ワードなどに修正のヒントが隠されているので、アクセスアップをするためにはぜひ導入をおすすめするツールです。
サーチコンソールの設定も別記事で解説します。
ASPに登録してブログを収益化させる
ブログへの訪問者が増えてくれば、ブログを収益化させると良いでしょう。
収益化させるには、広告主とブロガー(アフィリエイター)の仲介業を行ってくれる「ASP」に登録することになります。
ブログの審査も行われますが、それほど審査は厳しくはなく、すぐに登録できます。
ブログの始め方のまとめ
長いページになりましたが、すべての作業は15分~20分ぐらい、反映時間などを含めれば2時間ぐらいあれば十分に設定できる時間です。
慣れてしまえば1時間もあれば簡単にブログを始められます。
これでブログを書き始めることが出来るので、設定をいじる必要はありませんが、よりよく訪問者が見やすいブログに成長させていく方法があります。
ワードプレスのテーマを変更してデザインを良くしたり、サイト訪問者の人数の確認をしたり、ワードプレスのカスタマイズはサイト運営者それぞれで違ってきます。
ブログを楽しく運営していくのが第一ですので、やりたいことが出てくれば、色々と探してカスタマイズしていきましょう。