「赤ちゃんの頭に白いフケのようなものが…これって大丈夫?」
初めての育児では、ちょっとした肌トラブルも心配になりますよね。とくに頭皮のフケは目立ちやすく、不安に感じるママも多いものです。

この記事では、赤ちゃんにフケが出る原因や正しい頭皮ケアの方法、おすすめアイテムまでわかりやすく解説しています。
読み終える頃には、きっと今の不安が軽くなっているはずですよ。
赤ちゃんの頭皮の「フケ」ってどんなもの?症状の特徴と見分け方
「赤ちゃんの頭に白い粉のようなものが…これってフケ?」と驚いたママも多いはず。
実は、赤ちゃんのフケは珍しいことではなく、肌の特徴や環境の変化が影響していることも。
乾燥や皮脂、摩擦など様々な要因が重なって起こるため、まずは原因を知ることが大切です。この記事では、赤ちゃんの頭皮にできるフケの正体と見分け方、気をつけたいポイントをやさしく解説します。
赤ちゃんのフケって何?乾燥と皮脂が関係してる?
赤ちゃんのフケは、大人と同じく頭皮から出る白いカスのようなもので、主に乾燥や皮脂のバランスが崩れることで起こります。
生後まもない時期は皮膚がとてもデリケートで、皮脂の分泌が急に多くなったり逆に乾燥しやすくなったりと、不安定な状態が続きます。
たとえば、お風呂上がりの保湿が足りなかったり、汗をかいたあとの頭皮がそのままになっていると、フケのようなものが出てくることも。また、枕との摩擦や室内の乾燥が影響することもあります。

赤ちゃんの肌の成長過程でよく見られる現象なので、慌てなくても大丈夫です。まずは、乾燥や皮脂の状態を見ながら、やさしくケアしていきましょう。
カサカサ・ベタベタ…フケの種類で原因がわかる
赤ちゃんの頭皮のフケには、大きく分けて「カサカサした乾燥タイプ」と「ベタベタした皮脂タイプ」があり、種類によって原因や対処法が変わってきます。
タイプ | 特徴 |
---|---|
乾燥タイプ | 皮膚の水分不足や外気の影響によって頭皮がめくれ落ちるように白くなる |
皮脂タイプ | 分泌された皮脂が毛穴につまり、黄色っぽいかさぶたのように見える 「乳児脂漏性湿疹」とも言われる |
たとえば、カサカサしていて粉のようなものが洋服に落ちるなら乾燥が原因の可能性が高く、逆に頭皮がテカテカしていてしっとり重たい感じなら皮脂タイプを疑いましょう。

毎日の育児を通じて、赤ちゃんの肌状態をやさしくチェックしてあげてくださいね。
フケと湿疹・皮膚トラブルとの違いは?
赤ちゃんのフケとよく似た症状に「乳児湿疹」や「アトピー性皮膚炎」などの皮膚トラブルがあります。見た目が似ているため、ママたちが混乱しやすいですね。
たとえば、頭皮に赤みが広がっていて、赤ちゃんがよく掻いていたり、不機嫌になることがあれば、湿疹の可能性を疑ってもよいかもしれません。
判断に迷ったときは自己判断せず、小児科や皮膚科に相談するのが安心です。早めのケアが赤ちゃんの肌を守る第一歩になります。
赤ちゃんの頭皮にフケを引き起こす5つの原因
赤ちゃんの頭皮に出てくるフケには、乾燥や皮脂の影響、間違ったケア方法など複数の原因が関係しています。
肌が未熟な赤ちゃんは、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすく、フケとしてあらわれることも。
ここでは、ママたちが知っておきたい代表的な5つの原因を、わかりやすく丁寧に解説します。「なぜフケが出るのか?」をしっかり理解しておくことで、正しいケアや予防につながりますよ。
①乾燥|湿度や保湿不足が頭皮をカサカサにする
赤ちゃんのフケの原因としてもっとも多いのが乾燥によるものです。
肌のバリア機能がまだ未熟な赤ちゃんは、大人以上に乾燥の影響を受けやすく、頭皮がカサカサになって皮がめくれ、白いフケのように見えることがあります。
たとえば、冬場の暖房で部屋の湿度が下がっていたり、お風呂上がりにしっかり保湿をしていないと、頭皮の水分がどんどん奪われてしまいます。特に、髪の毛がまだ少ない赤ちゃんの頭皮はむき出しの状態に近く、乾燥の影響を直に受けがちです。
乾燥タイプのフケは、かゆみや炎症を引き起こす前に、保湿を中心としたスキンケアで予防することが大切です。お部屋の加湿や、ベビーローションの活用も効果的ですよ。
新生児の肌のカサカサ原因とケア方法を詳しく解説したこちらの記事も合わせてご覧いただくと安心です。
②皮脂の分泌過多|乳児脂漏性湿疹の可能性あり
フケのように見える症状の中には、皮脂の分泌が多すぎることで起こる「乳児脂漏性湿疹」が隠れていることもあります。
赤ちゃんは生後すぐの時期、ママからもらったホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になりやすく、頭皮がベタついたり、黄色っぽいかさぶたができることがあります。
たとえば、頭皮にベタベタした塊や、うろこ状のかさぶたが見られたら、このタイプのフケを疑ってみてもよいかもしれません。
乾燥によるフケと違い、皮脂が原因の場合はベビーオイルで柔らかくしてから、やさしく洗い流すケアが有効です。
無理にこすったり剥がしたりすると炎症につながることもあるので注意しましょう。
症状がひどい場合やじゅくじゅくしている場合は、乳児脂漏性湿疹の可能性もあるため小児科や皮膚科で相談すると安心です。

なお、「乳児脂漏性湿疹」は見た目が気になることも多く、いつまで続くのか不安な方も多いですよね。
詳しくは、乳児湿疹はいつまで続くのか?目安と対処法を解説したこちらの記事もご参考ください。
③間違ったシャンプー方法|すすぎ残しや刺激に注意
実は、フケの原因が毎日のシャンプーにあることも珍しくありません。
赤ちゃんの頭皮はとても繊細なので、洗い方や使うシャンプーが合っていないと刺激になってしまうこともあるんです。
たとえば、シャンプーの成分が強すぎたり、泡がきちんとすすぎきれていなかったりすると、頭皮がかゆくなったり、フケのように皮膚がめくれてしまうことがあります。

赤ちゃんの頭を洗うときは、指の腹でやさしく泡立てて、ぬるま湯でしっかり洗い流すのが基本です。
ほんの少しのことでも赤ちゃんの肌にとっては大きな刺激になることがあるので、丁寧なケアを心がけたいですね。
④スキンケア不足|洗いっぱなし・保湿なしはNG
赤ちゃんのフケは「洗った後に何もしていない」ことが原因になっている場合もあります。
お風呂でしっかり洗えていても、その後の保湿がされていなければ頭皮の乾燥が進んでしまうのです。
特にお風呂上がりは、肌の水分がどんどん蒸発していくタイミング。髪の毛が少ない赤ちゃんの頭皮はむき出しの状態に近いので、保湿ケアをしないとすぐにカサカサになってしまいます。
例えば、洗ったままで何もつけずにいると、乾燥によってフケのような皮むけが起こることも。
洗うだけで終わりにせず、ベビーローションなどで優しく保湿してあげることが、トラブル予防の大切なポイントです。
日々のちょっとしたケアが、赤ちゃんの肌をすこやかに保ってくれますよ。
⑤気温や湿度・帽子など外部環境の影響
赤ちゃんの頭皮はとても敏感で、気温や湿度といった外部の環境変化にも大きく影響を受けます。
特に季節の変わり目は、乾燥した空気や汗のムレによって頭皮が荒れやすく、フケのような症状が出ることも。
たとえば、寒い時期の暖房による乾燥や、夏場に帽子を長時間かぶったことで頭皮が蒸れてしまうと、皮膚が剥がれてフケのように見えるケースがあります。汗や皮脂がたまりやすい環境は、肌にとって負担になりがちです。
その日の気候に合わせて、室内の湿度を整えたり、帽子の素材や使用時間を見直すことも、フケ予防には大切なケアのひとつです。ちょっとした気配りが、赤ちゃんの肌をより快適に守ってくれますよ。
自宅でできる!赤ちゃんの頭皮フケケア【基本のステップ】
赤ちゃんのフケは、毎日のケアをちょっと見直すだけで改善するケースが多くあります。特別な道具や高価なアイテムがなくても、正しい手順でお手入れすれば、肌は少しずつ落ち着いていきます。
ここでは、新米ママでもすぐに実践できるフケケアの基本ステップを4つに分けて解説します。肌にやさしく、続けやすい方法を一緒に確認していきましょう。
STEP① 洗う前にベビーオイルで汚れを浮かせる
赤ちゃんのフケがこびりついているときは、洗う前にベビーオイルで頭皮をふやかすのが効果的です。乾いた状態で無理にこすったりすると、かえって刺激になることも。
ベビーオイルをコットンに含ませて、気になる部分にやさしくなじませるだけでOK。しばらく置いておけば、フケやかさぶたがふやけて、洗ったときに落ちやすくなります。
いきなり洗うのではなく、ひと手間かけてふやかすことが、肌にやさしいケアの第一歩。

STEP② やさしく泡立ててシャンプー|ゴシゴシNG
頭皮をふやかした後は、しっかり泡立てたシャンプーでやさしく洗うことが大切です。力を入れてゴシゴシこすると、敏感な赤ちゃんの肌には刺激になってしまうことも。
泡で包み込むように、指の腹を使って頭皮全体をなでるように洗うだけで、汚れは十分に落ちます。特に生え際や耳のまわりは洗い残しやすいので、丁寧にケアしてあげましょう。
強くこするよりも「やさしく・ていねいに」が大事。

STEP③ しっかりすすぐ|生え際まで丁寧に
シャンプー後のすすぎが不十分だと、成分が頭皮に残って刺激となり、フケやかゆみの原因になることがあります。
特に赤ちゃんの肌は繊細なので、洗う以上に「しっかりすすぐ」ことが大切です。
ぬるめのお湯で、泡が残らないように丁寧に流してあげましょう。
生え際や耳の後ろ、首のあたりは泡が残りやすいので、意識して洗い流すのがポイント。
洗った後の頭皮はとてもデリケートな状態です。

STEP④ すぐに保湿|お風呂後は時間との勝負
お風呂上がりは、赤ちゃんの頭皮の水分がどんどん蒸発していくタイミング。フケを防ぐためには、なるべく早く保湿ケアをすることが大切です。
洗った後はやさしくタオルドライし、ベビーローションや保湿オイルを頭皮に薄くなじませてあげましょう。ベタつかず使いやすいタイプを選ぶと、毎日のケアも続けやすくなります。

さらに効果的な対策のために、日常生活のちょっとした工夫も見直してみましょう。
日常のケア|部屋の湿度や帽子・枕カバーにも気を配る
毎日のスキンケアだけでなく、生活環境を整えることも赤ちゃんのフケ予防には欠かせません。
肌が乾燥しやすい季節は、部屋の湿度が40〜60%に保たれているかチェックしてみましょう。
また、帽子を長時間かぶっていると頭皮がムレてフケやかゆみにつながることも。通気性の良い素材を選び、こまめに外してあげることが大切です。
赤ちゃんのフケを予防するために、以下のような生活環境の見直しが役立ちます。
意外と見落としがちなのが枕カバー。汗や皮脂がついたままだと頭皮の刺激になるため、こまめに洗濯して清潔を保つことが肌トラブルの予防に役立ちます。「洗う・保湿する」に加えて、「清潔な環境を保つ」ことも立派なスキンケア。
毎日のちょっとした気配りが、赤ちゃんの健やかな頭皮を守ってくれますよ。
「でも、保湿っていつまで必要なの?」と気になる方は、赤ちゃんの保湿はいつまで続けるべきかを解説したこちらの記事もぜひチェックしてみてください。
頭皮フケ対策に!赤ちゃん向けベビーシャンプーと保湿アイテムの選び方
赤ちゃんのフケ対策では、肌に合ったケアアイテム選びがとても重要です。特にシャンプーや保湿剤は、成分や使用感によって肌トラブルの原因にも…
ここでは頭皮に負担をかけず、しっかりケアできるベビー用シャンプーと保湿アイテムの選び方を3つのポイントに分けて解説。
毎日のケアをもっと安心して続けられるヒントが見つかります。
低刺激&アミノ酸系を選ぶ理由とは?
赤ちゃんのフケ対策としてシャンプーを選ぶなら、「低刺激」かつ「アミノ酸系」のものを選ぶのが安心です。
アミノ酸系のシャンプーは、必要なうるおいを残しつつ、汚れだけをやさしく落とす洗浄力が特徴。肌に負担をかけにくく、毎日のケアにぴったりです。
市販の中には、大人用と兼用できるタイプもありますが成分表をしっかり確認し、「赤ちゃん用」「低刺激」「アミノ酸系」と明記されているものを選びましょう。
肌トラブルを防ぐためには、まず洗いすぎないことが大切です。
肌を守る保湿成分入りがおすすめ|セラミド・ヒアルロン酸など
赤ちゃんのフケ対策では「保湿力のある成分が配合されているか」がとても大切なポイントです。なぜなら、頭皮が乾燥しやすい赤ちゃんにとって、保湿はフケ予防の基本だからです。
保湿成分でおすすめなのが、セラミドやヒアルロン酸などのうるおい成分。これらは皮膚の水分をしっかりキープし、外部の刺激から頭皮を守ってくれる働きがあります。
たとえば「保湿ローション」や「ベビーオイル」に、紹介した保湿成分が含まれていると、乾燥によるフケの予防にも効果的。洗った後にやさしくなじませるだけで、しっとり感が持続します。
成分表やパッケージをチェックして、肌にうるおいを与えるタイプを選ぶことが、毎日のケアをより安心なものにしてくれますよ。
乾燥タイプ?皮脂タイプ?フケの種類で選ぶのがコツ
赤ちゃんのフケといっても、すべてが同じケアでよくなるわけではありません。大切なのは、フケのタイプに合わせてアイテムを使い分けることです。
たとえば、白くカサカサしているフケは「乾燥タイプ」のサイン。うるおい重視の保湿ローションや、洗浄力がマイルドなシャンプーが向いています。
一方、黄色くベタついたかさぶた状のフケは「脂っぽいタイプ」の可能性があり、「乳児脂漏性湿疹」などの症状が隠れている場合も。
皮脂をやさしく落とせるアミノ酸系シャンプーや、通気性を意識したケアが有効です。
赤ちゃんの頭皮の状態をよく観察しながら、その子に合ったケアを選ぶことが、フケ改善への近道になります。
目的別|赤ちゃんのフケ対策におすすめのベビーケア商品
赤ちゃんのフケ対策には「どんな目的で使いたいか」に合わせたアイテム選びがポイントです。洗浄・保湿・日常使いと、それぞれに最適な商品があります。
ここでは、「シャンプー」「保湿アイテム」「親子で使える便利アイテム」の3つの目的別に、ママたちの支持が高いおすすめ商品を厳選してご紹介します。
毎日のケアにすぐ取り入れられるヒントがきっと見つかりますよ。
肌ケアに最適なベビーシャンプー3選
「赤ちゃんに合うシャンプーってどう選べばいいの?」と悩むママはとても多いです。頭皮のフケ対策には、やさしく汚れを落としながら、肌を守るシャンプー選びが重要なんです。
とはいえ、数が多くて迷ってしまうのが正直なところ。
そこでここでは、刺激が少なく保湿力も備えたフケケアにぴったりのベビーシャンプーを3つ厳選してご紹介します。
ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー|敏感肌にやさしいアミノ酸系でしっとり洗える

赤ちゃんのフケや乾燥が気になるなら、肌にやさしいアミノ酸系のシャンプーを選ぶことが大切です。
「ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー」は、低刺激ながらしっとりと洗える処方で、敏感肌や乾燥が気になる赤ちゃんにも安心して使えるアイテム。
泡立ちもよく、指の腹でなでるだけでやさしく洗えるので、初めてのシャンプータイムでも使いやすいと口コミでも高評価です。無香料・無着色で、香りに敏感な赤ちゃんにもぴったり。
毎日使うものだからこそ、「やさしさ」と「使いやすさ」を重視したいママにおすすめの一本です。
ピジョン ベビー泡シャンプー|皮脂汚れをすっきり落としつつ、うるおいキープ

「頭がベタついてきたかも…」と感じたら、皮脂汚れをしっかり落とせるシャンプーがおすすめです。
ピジョンのベビー泡シャンプーは、赤ちゃんの皮脂量に合わせて開発された弱酸性処方。泡で出てくるポンプタイプだから、片手でもサッと使いやすく、忙しいママにぴったりです。
乾燥を防ぎながら洗えるので、乳児脂漏性湿疹が気になる赤ちゃんにも安心して使えると多くのママたちから支持されています。すっきり洗えて、しっとり保つ。毎日のケアがもっと手軽になる、コスパ抜群の優秀アイテムです。
ミノン ベビー全身シャンプー|頭から足先までOK!忙しいママにうれしい時短ケア
「お風呂タイムが毎日バタバタで…」そんなママにおすすめなのが、これ1本で頭も体も洗える全身タイプのシャンプー。
ミノンのベビー全身シャンプーは、低刺激&保湿力にすぐれたアミノ酸系洗浄成分を使用。頭皮のフケをやさしく落としながら、乾燥しやすい肌のうるおいもキープしてくれます。
泡切れもよく、洗い流しもスムーズ。赤ちゃんが動いてしまってもサッと済ませられるので、育児に忙しいママの時短アイテムとしても大人気です。時短しながら、きちんとケアしたいママにぴったりの1本ですよ。
頭皮にも使える保湿アイテムのベビーローション・オイル
洗ったあとの保湿ケアをおろそかにすると、頭皮の乾燥が進んでフケの原因になることも。実は、頭皮にもローションやオイルでの保湿が効果的なんです。
ここでは、赤ちゃんの肌にも安心して使える「頭皮にも使える保湿アイテム」を2つ厳選してご紹介。お風呂あがりにサッと使えるものばかりなので、忙しいママにもぴったりですよ。
アロベビー ミルクローション|天然由来成分で顔・体・頭皮まで全身うるおう

赤ちゃんの乾燥によるフケが気になるなら、お風呂上がりの保湿にアロベビーのミルクローションがおすすめです。
特長は、100%天然由来成分でできており、新生児からでも安心して使えるやさしさ。とろみのあるテクスチャーなのにベタつかず、肌なじみがとても良いので頭皮にも使いやすいのがうれしいポイントです。
特に注目したいのが「ホホバ種子油」や「シア脂」などの保湿成分。赤ちゃんの未熟な肌バリアをサポートし、うるおいをしっかり閉じ込めてくれるため、乾燥フケの改善にも効果的。
毎日の保湿をやさしく、でもしっかり続けたいママに、ぜひ使ってほしい一本です。
頭皮にも安心して使える保湿アイテムとして、アロベビーのシリーズは多くのママから支持されています。
実際の使用感や口コミが気になる方は、アロベビーミルクローションの口コミレビュー記事も参考にしてみてくださいね。
ヴェレダ カレンドラベビーオイル|頭皮マッサージにも最適なシンプル処方のオイル
「頭皮がカサカサしてフケっぽい…」そんなときには、お風呂前のオイルマッサージが効果的です。
ヴェレダのカレンドラベビーオイルは、植物由来成分だけでつくられたシンプル処方で赤ちゃんの繊細な肌にも安心。中でも、肌トラブルを防ぐと言われる「カレンドラ(トウキンセンカ)エキス」が、乾燥しがちな頭皮をやさしく整えてくれます。
お風呂前に頭皮になじませて、指の腹でくるくるとマッサージしてから洗うと、フケや皮脂汚れも浮かせて落ちやすくなり、洗浄時の刺激も軽減できます。
保湿+プレ洗浄ケアの両方をかなえる1本。「シンプルだけど、しっかり守る」そんなケアをしたいママにおすすめです。
ママと一緒に使える!親子で安心ケア商品も紹介
赤ちゃんのフケケアをきっかけに、ママ自身のスキンケアも見直してみませんか?
実は、赤ちゃんと一緒に使える親子兼用のスキンケアアイテムが増えており、家事や育児で手いっぱいのママたちに人気です。
ここでは、保湿力が高く、全身に使えてコスパも◎なアイテムをピックアップ。親子でやさしいケアを共有する、そんな毎日を応援します。
ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム|妊娠期から赤ちゃんまで使える高保湿ケア
赤ちゃんのお肌と一緒に、ママ自身の肌ケアもできたら理想的ですよね。
「ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム」は、妊娠中のストレッチマーク(妊娠線)対策としても人気の高保湿クリーム。やさしい処方で、産後のママはもちろん、赤ちゃんの全身保湿にも使えるのが特徴です。
特に注目したいのが、保湿成分「Wセラミド」「8種のアミノ酸」「スーパーヒアルロン酸」などの組み合わせ。肌のうるおいバリアをしっかり守り、乾燥やかゆみを防いでくれます。
敏感な産後のママの肌と、繊細な赤ちゃんの肌を一緒にケアできる、まさに親子でシェアする保湿ケアにぴったりのアイテムです。
アロベビー UV&アウトドアミスト|紫外線&虫よけを1本で!外遊びに大活躍
赤ちゃんとのお出かけには「日焼けも虫さされも心配…」というママの声が多数。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、アロベビー UV&アウトドアミストです。
1本で日焼け対策と虫よけが同時にできるから、外遊びやお散歩に欠かせないアイテムとして大人気。
しかも2024年からはSPF30/PA+++へパワーアップし、さらに心強い仕様に。ディートや合成紫外線吸収剤などの刺激成分は不使用なので、新生児期から安心して使えるのもうれしいポイントです。
天然アロマのやさしい香りで、塗るたびにママも癒されるナチュラル処方。時短&安心を両立したいママに、ぜひ手に取ってほしい一本です。
haru kurokamiスカルプ|親子で使えるノンシリコンシャンプーで産後ケアにも
「自分の髪もしっかりケアしたいけど、子どもと一緒に使えるものがいい…」そんなママにぴったりなのが、100%天然由来のノンシリコンシャンプー「haru kurokamiスカルプ」です。
産後の抜け毛や頭皮の乾燥が気になり始めたママのために開発されたこの商品は、アミノ酸系洗浄成分でやさしく汚れを落とし頭皮のバリア機能をサポートします。
公式サイトでも「親子で使える」と案内されていますが、肌が特に敏感な赤ちゃんではなく2〜3歳以降のお子さんとの使用が推奨されています。
育児で忙しい中でも、親子でスカルプケアを時短&安心して続けられる一品として、多くのママから支持されている実力派シャンプーです。
赤ちゃんのフケで病院に行くべき?受診の目安とポイント
「フケだけで病院って必要?」と迷うママはとても多いです。
実際、赤ちゃんのフケは日常のスキンケアで改善するケースがほとんど。しかし、中には湿疹をともなっていたり、赤みやかゆみが強い場合には医療機関の受診が必要なことも。
ここでは、小児科や皮膚科を受診するべきサインと、受診時に気をつけたいポイントをわかりやすくご紹介します。判断に迷ったときの参考にしてみてくださいね。
フケ+発赤・かゆみ・湿疹があるときは注意
赤ちゃんのフケが気になるからといって、すぐに病院を受診する必要はありません。
ですが、次のような症状がある場合は注意してください。
なぜなら、単なる乾燥ではなく「乳児脂漏性湿疹」や「アトピー性皮膚炎」など、皮膚の疾患が隠れている可能性があるからです。特に頭皮が黄色くベタついていたり、掻きむしってかさぶたになっているときは、早めに医師に相談しましょう。
「いつもと違う」「かゆそう」「肌がつらそう」そんな違和感があるときは、迷わず受診を。ママの直感は意外と当たりますよ。
皮膚科or小児科のどちらを受診すべき?選び方のコツ
赤ちゃんのフケで受診する場合、「小児科?それとも皮膚科?」と迷うママは多いですよね。
結論から言うと、まずはかかりつけの小児科で相談するのがおすすめです。赤ちゃんの肌トラブルは体調や月齢との関係も深いため、全身の様子を把握できる小児科での初期判断が安心だからです。
ただし、肌の状態が長引いていたり、繰り返し同じ症状が出るような場合は、皮膚科を受けることでより専門的な治療が受けられます。最近では小児の肌トラブルに詳しい「小児皮膚科」も増えているので探してみるのも手です。
まずは気軽に小児科へ。必要に応じて皮膚科と連携していく流れが理想的ですね。
病院で処方される薬・治療についての基本情報
赤ちゃんのフケで病院に行ったら、どんな治療をされるのか気になりますよね。
実際の診察では、まずフケの状態や肌の赤み・湿疹の有無などを細かくチェックし、必要に応じて「乳児脂漏性湿疹」や「皮膚炎」などの診断がされます。
症状が軽い場合は、保湿剤や低刺激な洗浄方法のアドバイスのみで済むことも多いですが、赤みやかゆみが強い場合は「ステロイド外用薬」「抗真菌薬」などが短期間処方されるケースもあります。
「ステロイドとか大丈夫なの?」と心配になるママも多いはず…
赤ちゃんの肌に使う薬は基本的に安全性が高く、医師の判断のもとで慎重に処方されるので、過度な心配は不要。
指示通りにしっかり使えば、症状は数日〜1週間ほどで落ち着くことが多いですよ。
赤ちゃんの頭皮フケでよくある質問Q&A
赤ちゃんの頭に白いフケがでるのはなぜですか?
主な原因は乾燥や皮脂の影響によるものです。
赤ちゃんの頭皮は皮脂分泌が多い一方で、保湿機能が未発達なため、カサカサした白いフケや脂っぽいフケが出やすい状態です。特に冬場や空調の効いた部屋では乾燥が進みがち。
ママたちからも「最初は白い粉が気になったけど、保湿と洗い方を見直したら落ち着いた」という声が多く、多くの場合は日常のケアで改善が期待できます。
ただし、赤みやかゆみをともなう場合は、小児科への相談が安心です。
赤ちゃんの頭皮のうろこは放置してもいいですか?
いいえ、自然に取れるようケアするのが基本です。
うろこのようなフケは、「乳児脂漏性湿疹」などの可能性もあり、放置すると悪化してジュクジュクした湿疹につながることもあります。
とはいえ、無理に剥がすのはNG! 赤ちゃんの頭皮はとても繊細なので、オイルでふやかしてからやさしく洗うのが安全な方法です。
私も最初は気になって指で取ろうとしがちでしたが、自然に剥がれるのを待った方が安心でした。自己判断は避けてください。
赤ちゃんのフケはいつまで続くの?
生後3〜6ヶ月頃には自然に落ち着くことが多いです。
赤ちゃんのフケは、一時的な皮脂の影響や乾燥によって起こることが多く、肌の機能が整ってくる生後半年ごろには目立たなくなるケースが一般的です。
私自身も、生後2ヶ月ごろは気になっていましたが、保湿とやさしい洗髪を続けていたら、いつの間にか落ち着いていました。ただし、かゆみや炎症をともなう場合は放置せず、早めに小児科での相談がおすすめです。
赤ちゃんの頭皮には何を塗ったらいいですか?
ベビー用の保湿ローションやオイルがおすすめです。
赤ちゃんの頭皮は乾燥しやすく、入浴後に保湿をすることでフケの予防にもつながります。特に低刺激で無香料のベビーローションやベビーオイルなら、デリケートな頭皮にも安心して使えます。
お風呂あがりにすぐ保湿をするようにしたら、フケが減ってかゆがる様子も少なくなりましたというママも良いです。
炎症が強い場合は保湿剤だけでなく、医師の指示に従ったケアが必要なこともあるので注意しましょう。
赤ちゃんに大人用のシャンプーは使ってもいいですか?
基本的にはNGです。赤ちゃんには専用のシャンプーを使いましょう。
大人用のシャンプーは洗浄力が強く、香料や添加物も多いため、赤ちゃんの敏感な頭皮には刺激が強すぎます。
実際に「試しに自分のシャンプーで洗ったら、翌日フケが増えてしまった」というママの声も。
赤ちゃん用の低刺激・弱酸性シャンプーなら、皮脂を落としすぎず、やさしく頭皮を洗えます。月齢や肌の状態に合ったアイテムを選ぶことが大切です。
まとめ|赤ちゃんのフケは焦らずケアすれば大丈夫
赤ちゃんのフケは、ほとんどが一時的なもので、正しいケアを続ければ自然と落ち着いていきます。
最初は不安になるかもしれませんが、保湿や洗い方を少し見直すだけで改善が期待できるケースがほとんどです。
一人で悩まず、困ったときは小児科や育児サポートを頼ってOK。焦らず、赤ちゃんのペースで整えていきましょうね。