日焼けや肌のトラブルを引き起こす紫外線は一年中降り注いでいます。
紫外線量は4月ごろから増え始め、7月~8月にピークを迎えて10月ごろまで続くので、常にUV対策した方が良いです。
特に、顔周りのUV対策は大変で、スキンケアやメイクなど塗るものがいっぱいで、日焼け止めを塗るタイミングを悩む方が多いです。
そこで、日焼け止めを塗る順番や化粧下地との違いなど、分かりやすく解説します。
また、おすすめの日焼け止めも紹介しますので参考にしてください。
日焼け止めはいつ塗るの?正しい塗り方
日焼け止めを塗るタイミングは、スキンケアをした後で化粧下地(ベースメイク)を塗る前です。
- 洗顔
- 化粧水や乳液などでお肌を整える
- 日焼け止めを塗る
- 化粧下地を塗ってファンデーションなどでメイクアップする
日焼け止めを保湿せずに塗ってしまったり、化粧下地と順番を間違えて塗ったりしていませんか?
日焼け止めの正しい塗り方を知ることで、塗る順番の理由も分かるので紹介します。
化粧水などで保湿してから塗るが大事
朝にスキンケアするのが面倒で、出かける直前にそのまま日焼け止めを塗っていませんか?
日焼け止めを塗るときは、化粧水や乳液などでスキンケアを行い、十分保湿してから塗るのが正しいです。
「夏の肌は乾燥しない」と思い込んでいる女性も多いですが、紫外線やエアコンの風などで意外と乾燥しています。
乾燥した肌は、外部から守るために皮脂を過剰に分泌するので、そのまま日焼け止めを塗ると皮脂崩れを起こし塗り直しする回数が増えてしまいます。
ですので、必ずお肌を保湿した状態になってから日焼け止めを塗るようにしてください。
化粧下地と両方塗るの?
日焼け止めと化粧下地の両方を塗るのが面倒って思いますよね?
ただ、日焼け止めと化粧下地の働きが違うので、両方塗るべきです。
- 日焼け止めは紫外線から肌を守る
- 化粧下地はメイクがのりやすい肌に仕上げる
日焼け止めは、肌に直接塗ることで紫外線から最大限守ってくれます。
逆に、化粧下地を先に塗ってしまうと、日焼け止めの層ができてしまうため、ファンデーションののりが悪くなってしまいます。
なので、日焼け止めは化粧下地より先に塗ってください。
両方塗るのが面倒という方には、日焼け止め効果を兼ね備えた化粧下地がおすすめです。
それでは、日焼け止め効果のある化粧下地を3つ紹介します。
日差しが当たりやすい箇所は厚めに塗る
日焼け止めは、スプーン1杯ほどの適量を手に取ります。
ただし、そのまま日焼け止めを手に広げて一気に顔に塗るのは間違いで、均一に伸びずに塗りムラができやすいです。
日焼け止めの正しい塗り方は、適量を次の5か所に点々と置きます。
- おでこ
- 左頬
- 右頬
- 鼻先
- あご
初めに、おでこや両頬の広い範囲に置いた日焼け止めを、塗りやすい指先を使って塗り広げていきます。
次に、鼻やあご、口元の細かい部分を丁寧に塗り広げていけば、ムラがあまりできません。
特に、頬骨や鼻先などの高い部分は焼けやすい箇所なので、日焼け止めを重ね付けすると効果的です。
日焼け止めを塗り直す時間の目安
朝に塗った日焼け止めが、夜遅くまで効果が持続するのは難しいでしょう。
なぜなら、暑い夏に汗や皮脂が多く分泌され崩れてしまったり、タオルやハンカチで汗を拭く時に一緒に取れてしまうからです。
最低でも2~3時間ごとに日焼け止めを塗り直した方が良いですね。
特に、紫外線量がピークを迎えるお昼前に一度塗り直した方が、UV対策に効果的です。
日焼け止めを塗り直す時は、化粧崩れや日焼けが気になる箇所のメイクを一旦オフにするのがおすすめ。
化粧を落とすのは面倒ですが、地肌に日焼け止めを塗るようにしましょう。
メイクの上から塗り直したい場合
メイクは崩れていないし、日焼け止めの塗り直しのために化粧を落とすのは面倒ですよね?
クリームタイプの日焼け止めはメイクの上から塗り直しできませんが、次のタイプなら大丈夫です。
- フェイスパウダー
- スプレー・ミスト
パウダータイプの日焼け止め
メイクの上から日焼け止めを塗り直すなら、UV効果があるパウダータイプを利用するのがおすすめ。
パウダータイプには、フェイスパウダーとパウダーファンデーションがあり、両者の違いは含まれている油分の量です。
ファンデーションの方が油分が多く含まれているのでカバー力が高いですが、皮脂とのバランスが崩れてしまう可能性があります。
油分を含まないフェイスパウダーの方が、メイクの上からでも塗りやすいです。
スプレータイプの日焼け止め
スプレータイプの日焼け止めは塗り直しが最も簡単で、時間に余裕がない方に非常におすすめです。
また、顔に直接噴射できるタイプと、一度手に噴射してから肌に付けていくタイプがあります。
どちらも利用する時は、ティッシュで油脂を軽く取ってくださいね。