傘を修理する方法

突然の強い風で、差していた傘の骨が折れたことはありませんか?

大切していた傘だけど直すのが大変そう」と悩んでいる方は、安心してください。

バキバキに折れた傘で無ければ、ダイソーなどの100均やホームセンターで売っている修理パーツで自ら直せます

特殊な傘やパーツを利用している場合は専門店に頼むしかありませんが、自分で直せば数百円で大丈夫です。

では、傘を修理する時の方法を解説していきます。

折れた傘の部分を把握する

傘が壊れた箇所に応じて修理パーツが異なってきますので、まずは傘の部分の名前を見てみましょう。

傘の部分パーツ

「強風で傘が折れた」とよく言われる部分が①骨ですね。

①の矢印が差している部分は「親骨」と言われるパーツで、どこかにひっかけてしまって折れることも良くあります。

②関節と言われる部分も、強風や知らないうちに折れていることがよくありますよね。

傘の布を突き破りそうなぐらい折れていたり、関節が親骨から取れてしまうこともあります。

③つゆ先が取れていると、傘を差している面積が少なくなってしまうので、濡れないためにも早めに修理した方が良いです。

④石突は傘の先端にあるプラスティックや金属製の部分です。

最後の⑤傘布は、枝や尖った鋭利なものにひっかかってしまい破れてしまうことがありますね。

骨を修理する

傘の骨(親骨)の修理方法は、折れた部分を補強するパーツを使います。

修理する手順は、次のとおりです。

  1. STEP1
    折れた骨を真っすぐにする
    細心の注意が必要な作業です。勢い余って逆方向に曲げてしまうと完全に折れてしまう可能性もあります。
    ゆっくり真っすぐにするだけで良いです。
  2. STEP2
    補強パーツを添わせる
    折れていた傘の骨の部分と傘布との間から補強パーツを合わせます。補強パーツのちょうど真ん中するのがポイントです。
  3. FINAL STEP
    爪の部分を折り曲げる
    補強パーツにある3本か4本の爪を、骨を抱くような形で折り曲げます。手では折り曲げられないので、ペンチなどの工具でつまむようにしてください。

親骨の補強パーツには(大)(小)と大きさがに2種類あります。

親骨の太さが3㎜程度であれば(小)5㎜と太い場合は(大)を選択して購入することをお勧めします。

関節部分を修理する

次に、傘の関節部分を修理する場合は、壊れたケースによって2通りに分かれます。

  • 関節の親骨側が折れた場合
  • 受け骨の先端が破損した場合

それぞれのケースの修理方法を紹介します。

関節の親骨が折れた場合

関節部分の親骨には「受け口」と言われる、受け骨と接合するための部品が付いています。

受け口ごと折れてしまったり破損した場合は、部品を交換する必要があります。

修理の手順は、次のとおりです。

  1. STEP1
    ハトメを外す
    親骨の受け口と受け骨を接合するために、小さな棒状が刺さっているはずなので取り外します。
    もし、壊れたときに外れていれば、そのままで大丈夫です。
  2. STEP2
    受け口を外して関節爪で補強する
    親骨が折れている場合は伸ばして、受け口を取り外します。受け口が合った部分に関節爪(親骨用)を骨の外側から装着します。
    両側の爪をペンチなどで折り曲げて、しっかりと締め付けます。
  3. FINAL STEP
    受け口と受け骨を接合
    受け口と受け骨にある穴を合わせて、横からハトメを差し込んでペンチで止めます。
    もしハトメが無い場合は、針金で代用可能です。針金を2周ほど通してねじって止めます。
    針金を切った先は危ないので、受け口側に織り込んでおきましょう。

傘の親骨を修理する手順とほとんど同じです。

受け骨が壊れた場合

受け口は大丈夫だけど、受け骨の先端が破損して傘が使えない場合の修理方法です。

修理の手順は、次のとおりです。

  1. STEP1
    受け骨の先端を切断する
    ハトメを固定する受け骨の先端が破損したら、要らない部分をペンチで切ってしまいます。ちょうどの長さで切り落とさないと受け口との距離が合わないので注意してください。
  2. STEP2
    受け骨の先端に関節爪を付ける
    切断した受け骨の先端に「関節爪(受け骨用)」を差し込みます。爪の部分をペンチで折り曲げて、ズレないように固定してください。
  3. FINAL STEP
    受け口と受け骨を接合する
    親骨に付いている受け口と新たな受け骨の先端の穴を合わせて、ハトメを差し込みます。ハトメはペンチでしっかり固定するのがポイントです。

受け骨側が破損してしまうと修理を諦めてしまいそうですが、専用のパーツが売られているので安心ですよ。

つゆ先を修理する

傘の親骨の先端にあるつゆ先が取れてしまって、布がめくれてしまうことってよくありますよね。

傘布につゆ先が付いていれば親骨に差し込むだけで良いですが、つゆ先が壊れて戻せないなら修理が必要です。

修理の手順は、次のとおりです。

  1. STEP1
    壊れたつゆ先を取り除く
    つゆ先の部分が折れていたり破損している場合は、布から切り離してください。先端に付いたままであれば、引っ張れば取れます。
  2. STEP2
    傘布の先端に新しいつゆ先を付ける
    傘布が三角形に尖った先を少し折ります。折った部分と新しいつゆ先の穴を合わせて針と糸で縫い合わせます。4~5周通せば大丈夫です。
  3. FINAL STEP
    つゆ先を取り付けて完成
    あとは親骨の先端に、新しく取り付けたつゆ先を差し込めば良いだけです。

傘の親骨の太さに合うつゆ先の大きさ、元から付いているつゆ先のデザインに近いものを選んでください。

石突を修理する

傘の先端に付いてある石突が割れたりすると、中から金属製の心棒が出てきて周囲の人に当たると危険です。

石突にはねじ式や差し込み式があり、傘によってデザインがかなり異なります。

一般的な石突を載せましたが、傘に合うものを探してみましょう。

石突の修理する手順は、次のとおりです。

  1. STEP1
    壊れた石突を取り外す
    壊れてしまった古い石突を取り外して、心棒をむき出し状態にします。
  2. STEP2
    接着剤を塗る
    心棒のタイプが差込型の場合は、心棒に接着剤を塗ります。接着剤は石突のパーツには付いていないので、市販のボンドや瞬間接着剤を利用すると良いでしょう。
    あと、ネジ式でも石突のぐらつきが気になるようなら、接着剤を塗った方が良いですね。
  3. FINAL STEP
    石突を取り付ける
    心棒に接着剤を付けたら、新しくなった石突を奥まで差し込んでください。接着剤が渇くまでは、そのままの状態で置いておきましょう。

石突ってなかなか壊れませんが、いざ修理する時に一番焦ってしまう箇所です。心棒の根元から折れてしまったときは諦めた方が良いでしょう。

傘布を修理する

傘をひっかけたり親骨が折れたときに、傘の生地が破れるってことがよくあります。

小さな穴なら破れたまま使っている人も多いと思いますが、簡単に修理できます。

シールタイプは、破れた箇所の裏面から貼り付けるだけで完成です。

シールの色は、半透明や白、黒などあるので傘の色に合わせて選べます。

傘の修理店に頼んだ時の料金

大切な傘を自分で修理したら「余計に壊れた!」なんてこともよくある話です。

どうしても使い続けたい傘なのであれば、近くの修理店にお願いするのが良いですね。

そこで、傘の修理依頼を受け付けている店舗の料金をまとめました。

傘修理店の料金
店舗名骨の補強ハトメ(関節)つゆ先
ミスターミニット1か所目 1,100円~
2カ所目以降 半額
1か所 500円~1か所目 1,100円~
2カ所目以降 半額
夢工房1か所目 500円~800円
2カ所目以降 半額
800円~1,500円

自分で傘を修理するよりは高くはなりますが、プロがいる修理店に頼んでも500円から修理できるのは非常に安いと思います。

まとめ

傘を修理するのは、補強パーツが手に入れば自分でも簡単にできます。

修理すること自体が面倒と感じるかもしれませんが、数分~十数分あれば大切な傘が元通りに使えると思えばお得ですよ!

補強パーツは、100均にあまり置いていないので、Amazonやホームセンターで探すのがおすすめです。

雨が多い日本ですので、傘を大切に使っていきましょう。