こんな方におすすめ
- ブログを辞めたいからエックスサーバーを解約したい!
- エックスサーバーの解約ができない・分からない!
- エックスサーバーから他社レンタルサーバーへ乗り換え検討中!
- エックスサーバー契約前に解約方法を知っておきたい!
エックスサーバーを解約したいけど「解約金や違約金って発生する?」「支払った利用料金は返金される?」など気になる点は多いです。
私はエックスサーバーを10年以上利用して一度も解約を考えたことがないですが、解約方法について公式サイトに問い合わせてみました。
この記事では、エックスサーバーの解約で気になる点を紹介しながら解約する手順を詳しく解説します。
エックスサーバーの解約と退会の違い
解約 | エックスサーバーで利用中のサービス(サーバー・ドメインなど)を止めること |
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退会 | エックスサーバーに登録した会員情報すべてを削除してしまうこと |
止めたいサービスは個別に解約手続きを行いますが、解約金は一切発生しません。
もちろん解約したサービスについては今後の利用料金は必要ありませんし、支払った期間までの利用は可能なので安心です。
退会は、エックスサーバーのサービスをすべて解約した上でXserverアカウントを削除する場合に行います。
Xserverアカウントが残っていても料金は発生しませんが、どうしても会員情報を残したくない場合に退会手続きをしましょう。
解約しただけならサーバーの再契約はとても簡単
エックスサーバーのサービスを解約したとしてもXserverアカウントは残っているので、会員ページへのログインは可能です。
会員ページから新しいサーバーの再契約もできるので、新たにXserverアカウントを作る必要はありません。
ただし、エックスサーバーを退会してしまった場合は、1から会員情報を入力してXserverアカウントを作成します。
他社レンタルサーバーへ完全に移行してしまうなら退会しても良いかもしれませんが、今後の利用も考えてエックスサーバーを解約するだけで良いと思います。
エックスサーバーを解約する流れ
エックスサーバーと契約しているサービスの解約手順はすべて一緒なので、ここではサーバーの解約する流れを例にとって解説します。
エックスサーバー公式サイトでも解約方法を解説しています。
①Xserverアカウントへログインして契約情報ページへ行く
Xserverアカウントへログインするため、公式サイト右上にあります「ログイン」に触れタブを開きます。
Xserverアカウントをクリックするとログイン画面へ進みます。
登録してあるメールアドレス(XserverアカウントID)とパスワードを入力して「ログインする」をクリックします。
解約したいサービスの右端メニューから「契約情報」をクリックします。
②解約を確定する
解約したいサーバーIDか確認して、間違いが無ければ下部の方にある「解約する」をクリックします。
解約ページでもサーバーIDをもう一度確認して、本当に解約しても良いなら「解約申請を進める」をクリックすれば解約完了となります。
エックスサーバーを退会する流れ
すべてのサービスを解約しないと退会できないので、解約手続き終わってから上記の手順で進めましょう。
①Xserverアカウントへログイン
解約と同じ手順でXserverアカウントへログインします。
退会したいXserverアカウントIDとパスワードを入力してログインします。
Xserverアカウントページの右上にあるアカウント名をクリックして「登録情報確認・編集」を選択します。
②退会を完了する
ページ最下部にある「退会する」をクリックします。サービスを解約していない場合は1つ上の「サービスの解約に進む」から手続きを行います。
XserverアカウントIDが間違っていないのか確認して、問題なければ「退会申請をする」をクリックして退会完了です。
エックスサーバーの解約前に忘れずに行う3つのポイント
エックスサーバー解約前にやっておくと安心できる3つのことを解説します。
①自動更新の設定を解約する
サーバーの契約を自動更新に設定している場合は、勝手に更新手続きされないためにも解約しておきましょう。
エックスサーバーの自動更新は、支払い手続きの処理を毎月20日に順次行うため、20日以降にサーバーを解約をしても翌月分の利用料金は支払い済みになっています。
支払い済みのサーバー料金は解約しても返金されません。
支払った料金の契約期限までサーバーは利用できるので、自動更新サイクルが短期間であれば諦めもつきます。
しかし、止める予定のサーバーの自動更新サイクルが1年以上の長期間なら、かなりムダな費用を支払う羽目になる可能性もあります。
なので、エックスサーバーの解約を考えているなら自動更新が行われない19日までに設定解除しておきましょう。
エックスサーバーの自動更新設定を解約するには、自動更新サイクルを「設定なし」変更するだけで簡単です。
②WordPressデータのバックアップを取る
ブログやWebサイトのWordPressデータは、必ずバックアップを取ってからエックスサーバーを解約しましょう。
解約したサーバーは利用期限を過ぎてしまうと凍結されて操作できないため、WordPressの復元はできません。
WordPressデータが手元にあれば、エックスサーバー内の他サーバーや他社レンタルサーバーに移転ができます。
バックアップするのを忘れていても、エックスサーバーでは解約してから3ヶ月間はサイトデータを保管してくれています。
ただし、あとからサイトデータをダンロードするには、解約した日まで遡って利用料金を支払う必要があるのでもったいないです。
なので、ブログ運営を続けていくならWordPressデータのバックアップは絶対に忘れてはいけません!
③解約予定のサーバーに登録したドメインを削除する
エックスサーバー内の別サーバーで使うかもしれないドメインは、解約前に現サーバーから削除した方が良いです。
ドメインを削除しないままサーバーを解約してしまうと、エックスサーバー内の別サーバーであっても同一ドメインをは設定できません。
違うドメインを取得したり他社レンタルサーバーを契約するなど対策が必要になってしまい大変です。
同じドメインをエックスサーバーで使い続けるなら、サーバーパネルからドメイン削除しておきましょう。
簡単サーバー移動を利用しよう
エックスサーバーで同一ドメインを利用する予定とあらかじめ分かっているなら「簡単サーバー移動」を利用しましょう。
サーバーからドメインを削除する必要もなく、新たなサーバーですぐにブログを再開することができます。
エックスサーバーの利用歴が長い私は、旧サーバーのスペックがかなり低かったので新サーバーへ移行できる「新サーバー簡単移行」を利用しました。
簡単サーバー移動と新サーバー簡単移行の手順はほぼ一緒なので、以下の関連記事を参考にすると良いですよ。
エックスサーバー「新サーバー簡単移行」をやってみた手順を詳しく解説
2016年からエックスサーバーを契約していますが、ちゃんブロ工房では2019年からお世話になっているレンタルサーバーです。 エックスサーバーの評判といえば「表示速度が速い」「サーバーが安定している」が ...
エックスサーバーの解約でよくあるFAQ
Q1.サーバーを解約するとブログやサイトはどうなるの?
サーバーを解約するとWebサイトは表示されなくなります。
運営を継続する必要が無い場合は、サーバーにデータが残った状態で解約しても問題ありません。
しかし、運用を継続する予定のブログやWebサイトの場合は、他社レンタルサーバーにデータを移行してからサーバーの解約をしましょう。
また、新たなサーバーにデータが反映されるまで時間がかかるので、約1ヶ月ほどは解約を遅らせた方が安全です。
Q2.解約すると違約金が発生しますか?
エックスサーバーを解約しても違約金は1円も発生しません。
契約期間中いつ解約しても良いので安心してください。
Q3.支払い済みの利用料金は解約したら返金されますか?
一度エックスサーバーに支払ってしまったサーバー代やドメイン代の料金は、解約しても返金されません。
自動更新の設定や長期契約は割引率が高いので魅力的ですが、よく考えてから契約期間を選んだ方が良いです。
ブログを始めたばかりで長期運用できるか決まっていない時期は、1ヶ月ごとの自動更新設定がおすすめです。
Q4.解約申請しましたが後から取り消しできますか?
サーバーの契約期間内に問い合わせを行えば、一度申請した解約を取り消すことは可能です。
問い合わせ先は電話サポートもしくはメールサポートを利用してください。
Q5.まだ無料期間ですが解約は必要ですか?
無料期間の解約は必要ありません。
10日間のお試し期間を過ぎれば自動的に解約されます。ただし、期間中に自ら解約手続きを行っても構いません。
エックスサーバー解約のまとめ
エックスサーバーの解約には一切追加料金が発生しませんので、安心して解約手続きしても大丈夫です。
この記事で解説しました内容についてまとめたの参考にしてください。
エックスサーバーは評判の良いレンタルサーバーですが、合わないと思えば解約して他社に乗り換えれば良いと思います。
国内のレンタルサーバーは山ほどあるので、自分に合ったのもを選ぶと良いかもしれませんね。
【比較】初心者向けおすすめのレンタルサーバーで失敗しない選び方