「他社レンタルサーバーへの乗り換えを検討中」「契約前に万が一のために止め方が分かっていれば安心」など、エックスサーバーの解約方法が気になっていますか?
エックスサーバーを上手く解約できなくて、今までのサイトデータが無くなってしまうのは大問題です!
私はエックスサーバーを10年以上利用して一度も解約を考えたことがないですが、解約方法について気になる点を公式サイトに問い合わせてみました。

解約方法の問い合わせについてエックスサーバーから返信があったメール
この記事では、解約料の有無や支払い済み料金の返金など、エックスサーバーの解約・退会する方法を解説します。
別記事では、契約前の方に役立つ情報「エックスサーバーの評判」も紹介しています。
エックスサーバーの解約と退会の違い
- 解約:サーバーやドメインなどのサービスをやめること
- 退会:エックスサーバーとの契約自体をやめること
エックスサーバーを解約するのと退会するのを一緒と思っている人も多く、考えていた解約ができてなかったなんてことも…
エックスサーバーからレンタルしているサーバーや取得したドメインの中で、やめたいサービスに対して解約手続きを行います。
また、すべてのサービスを解約したとしても、会員情報があるXserverアカウントは削除されません。
Xserverアカウントもやめたい場合は退会手続きを行います。
ここで注意したいのが、サービスとの契約を残したままエックスサーバーの退会手続きだけはできません。
Xserverアカウントを退会しなくても料金は発生しませんし、会員情報があればサーバーの再契約も簡単です。
もし、Xserverアカウントも削除したい場合は、すべてのサービスを解約してから退会するようにしましょう。
エックスサーバーの解約前にやるべきこと3つ
- 自動更新は先に解約しておくと安心
- ブログのサイトデータをバックアップする
- 解約するサーバーに登録したドメインは削除する
エックスサーバー解約前にやっておくと安心できる3つのことを解説します。
自動更新は先に解約する
レンタル中のサーバーとの契約を自動更新にしている場合は、勝手に更新手続きされないように設定を変更します。
エックスサーバーの自動更新は毎月20日に支払い手続きの処理を行うため、20日以降に解約をしても翌月分のサーバー料金は支払い済みになっています。
支払い済みのサーバー料金は解約しても返金されません。
支払った契約期限までサーバーは利用できますが、期間を3ヶ月や1年など長期にしているとムダになってしまいますよね。
なので、解約を考えているなら自動更新が行われない19日までに設定解除しておきましょう。
エックスサーバーの自動更新設定から「自動更新サイクル」の変更が可能で、「設定なし」にすれば勝手に更新されないので安心です。
ブログのサイトデータをバックアップする
解約したサーバーは利用期限を過ぎてしまうと、凍結されてしまい操作できなくなります。
なので、ブログ運営を続けていくならサイトのデータはバックアップしておきましょう。
データが手元にあれば、エックスサーバー内の他サーバーや他社レンタルサーバーに移転ができます。
もしも、バックアップするのを忘れていても、エックスサーバーでは解約してから3ヶ月間はサイトデータを保管してくれています。
3ヶ月過ぎればWordPressなどのデータは自動的に削除されるので、解約する時に自分で消す必要はありません。
ただし、あとからサイトデータをダンロードするには、解約した日まで遡って料金を支払う必要があり勿体ないです。
なので、解約前にはバックアップするのを忘れないでください。
解約するサーバーに登録したドメインは削除する
解約したサーバーとは別のエックスサーバー内のサーバーを利用する場合は、あらかじめドメイン削除をしておきましょう。
ドメインを削除しないままサーバーを解約してしまうと、エックスサーバー内のサーバーに同一ドメインを一定期間は設定できません。
サイトデータが保管されている3ヶ月であり、他サーバーですぐに運用再開ができません。
運用再開には、違うドメインを取得したり他社レンタルサーバーを契約するなど対策が必要になってしまい大変です。
同じドメインをエックスサーバーで使い続けるなら、サーバーパネルからドメイン削除しておきましょう。
エックスサーバーのサーバーやドメインを解約する流れ
- Xserverアカウントへログイン
- 契約情報ページへ移行
- 解約を確定する
エックスサーバーと契約しているサービスの解約手順はすべて一緒なので、ここではサーバーの解約する流れを例にとって解説します。
エックスサーバー公式サイトでも解約方法を解説しています。
1.Xserverアカウントへログイン
Xserverアカウントへログインするため、公式サイト右上にあります「ログイン」に触れタブを開きます。
Xserverアカウントをクリックするとログイン画面へ進みます。
登録してあるメールアドレスもしくはXserverアカウントIDの入力とパスワードを入力して、「ログインする」をクリックします。
2.契約情報ページへ移行
Xserverアカウントページから契約情報ページへ移行するために、解約したいサービスの右端にある「縦三点リーダー」をクリックして契約情報を選択します。
3.解約を確定する
解約したいサーバーIDか確認して間違いが無ければ、下部の方にある「解約する」リンクをクリックします。
解約ページでもサーバーIDをもう一度確認して、本当に解約しても良いなら「解約申請を勧める」ボタンをクリックすれば解約完了となります。
エックスサーバーを退会する流れ
- Xserverアカウントへログイン
- 登録情報確認・編集ページへ移行
- 退会を確定する
すべてのサービスを解約しないと退会できないので、解約手続き終わってから上記の手順で進めましょう。
1.Xserverアカウントへログイン
解約と同じ手順でXserverアカウントへログインします。
退会したいXserverアカウントIDとパスワードを入力してログインします。
2.登録情報確認・編集ページへ移行
Xserverアカウント管理画面の右上にあるアカウント名をクリックして「登録情報確認・編集」を選択します。
3.退会を完了する
ページ最下部にある「退会する」をクリックします。サービスを解約していない場合は1つ上の「サービスの解約に進む」から手続きを行います。
XserverアカウントIDが間違っていないのか確認して、問題なければ「退会申請をする」をクリックして退会完了です。
エックスサーバーの解約で多い質問
Q1.解約料金や違約金は発生しないの?
解約手続きにかかる料金や途中解約した時の違約金などは一切発生しません。
ただし、途中解約したとしても残りの日数分の料金は返金されません。
Q2.解約申請は取り消しできますか?
サーバーの契約期間内に問い合わせを行えば、一度申請した解約を取り消すことは可能です。
問い合わせ先は電話サポートもしくはメールサポートを利用してください。
Q3.無料期間の解約手続きは必要ですか?
無料期間の解約は必要ありません。
10日間のお試し期間を過ぎれば、自動的に解約されます。ただし、期間中に自ら解約手続きを行っても構いません。
エックスサーバー解約のまとめ
エックスサーバーの解約には一切追加料金が発生しませんので、安心して手続きしても大丈夫です。
ただし、解約手続きで注意したい点をまとめました。
- サービスを解約せず退会手続きだけはできない
- 利用したいドメインは先に削除しておく
- Xserverアカウントを残した方が再契約しやすい
- WordPressのブログは消さなくても勝手に消える
エックスサーバーは評判の良いレンタルサーバーですが、合わないと思えば解約して他社に乗り換えれば良いと思います。
国内のレンタルサーバーは山ほどあるので、自分に合ったのもを選ぶと良いかもしれませんね。